事業情報
水道事業中期計画「新水道ビジョン」
1.新水道ビジョン策定の背景
八匝水道企業団は、昭和49年の事業創設以降、42年間にわたって施設整備、運営及び維持管理を進めてきました。将来にわたり安定的な水道事業を経営するために、企業団では平成20年3月に「八匝水道地域水道ビジョン」を計画期間10年間で策定し、『地域住民に安全で安定した水を供給する』ことを目標に掲げて、着実に事業を実施しています。
近年、少子高齢化による人口減少や、地震等の自然災害などの水道事業を取り巻く環境が大きく変化しており、人口減少に伴う水需要の低下や、水道施設の耐震化に向けた対策を講じることが求められています。水道施設の耐震化を進めて行く為には、多額の設備投資が必要となりますが、水需要が低下をしていく環境下においては、効率的・効果的な耐震化整備を進めて行く必要があります。
このような状況において、厚生労働省は、平成25年3月に策定した「新水道ビジョン」において、『地域とともに、信頼を未来につなぐ日本の水道』を基本理念として掲げており、これまで地域に根差して築きあげてきた水道を、次の世代に継承していく段階に至ったとしています。
こうした背景から、八匝水道企業団では厚生労働省が「新水道ビジョン」で掲げた基本理念を踏襲し、これまでの「水道ビジョン」を全面的に見直し、八匝水道企業団新水道ビジョンを平成27年度に策定しました。
この度、現行ビジョンが策定から5年目を迎えるにあたり、これまでの事業実施状況を踏まえた改訂版を策定するとともに、より長期的な目標に向かって安定的な経営を持続するための経営戦略として位置づけるための見直しを行いました。
本ビジョンでは、「安全」、「強靭」、「持続」の観点から、安全で安定した水道水の供給を持続して行く為に、施設の耐震化を進めていき、お客様に対してより一層の快適な水道を提供していく事を目標として掲げていきます。
2.目標年度
令和7年度
3.計画期間
10年間(平成28年度~令和7年度)
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